【8月5日 AFP】抗議デモと暴力行為が7か月余り続いているスーダンで、同国を暫定的に統治している軍事評議会とデモ隊の指導部は4日、民政移管を可能にする暫定憲法に署名した。

 首都ハルツームでの式典で署名された合意によると、軍民による共同統治機関が、3年の移行期間中、国を治める文民政権の樹立と議会の成立を監督する。

 デモ隊指導部のモンゼル・アブ・アルマーリ(Monzer Abu al Maali)氏は、軍事評議会とデモ隊指導部は18日に、過半数を文民とする新たな移行統治評議会のメンバーを発表すると明らかにした。同氏によると、首相は20日に、内閣の閣僚は28日に指名され、最高評議会と内閣は来月1日に初の会合を行う見通し。(c)AFP/Abdulmoneim Abu Idris Ali and Menna Zaki