【8月4日 AFP】3度の米プロバスケットボール(NBA)王者に輝いた経験を持つドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)と4年延長のマックス契約を結ぶことで合意に達した。米スポーツ専門チャンネルESPNが3日報じた。

 パワーフォワードのグリーンは、来年7月にフリーエージェント(FA)になる見通しだったが、2024年までウォリアーズに残留することになったと代理人のリッチ・ポール(Rich Paul)氏がESPNに明かした。これでグリーンの現在の契約は5年総額1億1800万ドル(約126億円)となっている。

 グリーンはウォリアーズで2015年に初めてNBA王者に輝くと、2017年と2018年には連覇を達成。共に王朝を築いたケビン・デュラント(Kevin Durant)が負傷した今年のプレーオフではファイナルに進出したが、最後はトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に敗れた。

 2017年の最優秀守備選手賞を獲得し、現在5季連続でオールディフェンシブチームに選ばれている29歳のグリーンは、レギュラーシーズンで1試合平均9.1得点、6.9リバウンド、4.9アシスト、1.4スティール、1.1ブロックの通算を残している。また、123試合に出場しているプレーオフでの数字は同12.5得点、9.3リバウンド、6.1アシスト、1.6スティール、1.5ブロックといずれもレギュラーシーズンを上回っている。(c)AFP