【8月3日 AFP】南米サッカー連盟(CONMEBOL)は2日、コパ・アメリカ(2019 Copa America)大会期間中に同連盟を激しく非難したアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)に対し、3か月間の出場停止と5万ドル(約530万円)の罰金処分を科した。

 先月行われたコパ・アメリカ3位決定戦のチリ戦で退場になった際、メッシは「腐敗」という言葉を用いて同連盟を批判していた。

 CONMEBOLはメッシが処分を受けた理由を明記しなかったものの、発表文の中で規律条項7の1と7の2に該当したものとしている。

 そのうち一つは「侮辱的、無礼なふるまい、またはあらゆる種類の中傷的な抗議をすること」とされ、もう一方の条項は「審判団の決定、指示または命令に背くこと」とされている。

 アルゼンチンの次の公式戦となる2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)南米予選は来年3月に始まるため、メッシが欠場となるのは親善試合の数試合になるとみられる。

 アルゼンチンは9月に米国でチリ、メキシコと対戦し、10月には敵地でのドイツ戦を行う予定で、メッシはこの3試合を欠場することになるが、11月以降は再び代表戦出場が可能となる。(c)AFP