【8月2日 AFP】ロシア・モスクワで先月行われた公正な市議選を求める大規模デモをめぐり、ロシアの捜査当局は1日、「大規模騒乱」に対する犯罪捜査で5人を逮捕したと発表した。平和的なデモの活発化を防ぐ狙いがあるとみられている。

 モスクワでは先週、市議会選から野党候補を排除した当局に対する数千人規模の抗議デモが起き、当局が大規模騒乱と警察官への暴力行為に関する捜査を開始。大規模騒乱で有罪となった場合、最大で禁錮15年が科される。

 ロシア市民の間ではウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持率低下の原因となっている生活水準の悪化をめぐって怒りが高まっており、野党の政治家らは9月に実施予定のモスクワ市議会選に立候補しようと奮闘している。

 捜査当局によると、先月27日にモスクワ中心部で行われた無許可のデモの開催に関わり、さらにそこに参加した10人を超える人物が特定されているという。また今回逮捕された5人のうち1人は、立候補を目指す無所属の政治家を補佐する有名な活動家だった。(c)AFP/Anna SMOLCHENKO