【8月4日 CNS】中国・重慶市(Chongqing)で7月28日、酷暑のため一部の地域は気温が40度を超えたが、麻辣(マーラー)火鍋をこよなく愛する重慶市民にとって、この程度の暑さは苦にならない。重慶市民は、新たな麻辣火鍋の食べ方を編み出したのだ。

 涪陵区(Fuling)の紅酒小鎮Hongjiu Xiaozhenにある「氷雪世界」の中では、客がダウンを着て当地自慢の麻辣火鍋を食し、氷の冷たさと火鍋の熱さの両方を同時に体験できる。

 この「氷雪世界」では、火鍋の香りが辺りに漂い、遠くから多くの客が評判を聞いてやって来て、氷雪の中で火鍋を堪能する。ここでは、氷雪の世界の凍えるような寒さもないし、火鍋を食する時に全身が汗まみれになることもない。

 ある客は、火鍋を食する楽しみのほか、暑い夏の日につかの間の涼を取るのも楽しみだと話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News