米上院、次期国連大使にクラフト氏承認
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【8月1日 AFP】米上院は7月31日、次期国連(UN)大使に北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し交渉に携わったケリー・クラフト(Kelly Craft)駐カナダ米大使(57)を充てる人事を承認した。
クラフト氏は石炭業界で財を成した富豪のジョー・クラフト(Joe Craft)氏を夫に持つため、再生エネルギーに関わる政策に影響が及ぶ恐れがあると民主党は懸念を示していた。先月行われた指名承認公聴会では、石炭に関することを含め、気候変動についての国連の協議には関与しないと誓約するとともに、米国が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」から離脱するとのトランプ氏の決定も支持する姿勢を示した。
上院外交委員会(Foreign Relations Committee)の民主党議員らは最近公表された反対意見書で、クラフト氏には「米国の利益を代表したり、世界で最も経験豊富な外交官たちと渡り合ったりするための経験も能力もない」と指摘していた。
政治献金追跡サイト「オープン・シークレッツ(Open Secrets)」によると、クラフト氏は共和党の大口献金者で、夫のジョー氏も2017年のトランプ大統領就任式典の資金として100万ドル(約1億900万円)を献金している。(c)AFP