【8月1日 AFP】アルゼンチン・サンタフェ(Santa Fe)の裁判所は31日、ボクシング元WBC世界ウエルター級王者のカルロス・バルドミール(Carlos Baldomir)被告(48)に対し、娘に対する性的虐待の罪で禁錮18年の実刑判決を言い渡した。

 アルゼンチン出身のバルドミール被告は2016年、2012年から当時7~8歳だった娘を2年にわたり虐待した疑いで逮捕された。逮捕後は勾留されていたバルドミール被告は、最初の結婚で3人の娘をもうけている。

 先月25日から始まった公判では、バルドミール被告が集まった報道陣らに中指を立て、攻撃的なジェスチャーがテレビカメラに撮影される一幕もあった。

 キャリア最大のハイライトは、当時ウエルター級の統一王者だったザブ・ジュダー(Zab Judah、米国)を倒した2006年1月の一戦。その後1度防衛に成功したが、同年11月にはフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)に敗れてタイトルを失った。2014年に現役を引退し、通算戦績は49勝(15KO)16敗6分け。(c)AFP