【8月1日 AFP】10日間にわたる大雨により総面積の40%が冠水したインド北東部アッサム(Assam)州のカジランガ国立公園(Kaziranga National Park)で先月29日、生後2か月のサイの赤ちゃんが救出された。

 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)にも登録されている同国立公園には、絶滅の危機にひんしているイッカクサイが世界で最も多く生息しており、毎年世界中から多くの観光客が訪れている。だが今回の冠水で、イッカクサイ17頭を含む野生動物200頭以上が死んだ。

 映像前半は、同国立公園の職員らに救出されるサイの赤ちゃん。後半は、施設で飼育員らに世話されるサイ。7月29日撮影。(c)AFP