【8月1日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は31日、「女子サッカー界の成長を促進」させるための一環として、2023年に行わる女子W杯(FIFA Women's World Cup 2023)の出場枠を現行の24チームから32チームに拡大すると発表した。

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は、今年行われたW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)を「史上最高」と称賛しており、次回大会に間に合うようW杯の拡大案を推し進めることを決めたとすでに明かしていた。

 米国、メキシコ、カナダの共催となった2026年の男子W杯(World Cup)で、出場枠を32チームから48チームに増やすことに成功したインファンティーノ会長は、「今年の大会は驚くべき大成功を収めた。そのため、今はこの勢いを持続させ、女子サッカー界の成長を促進させるために具体的な策を取るタイミングであるということが明らかになった」と語った。

「この計画が、いくつかあるうちの最初にすぎないが、現実のものになってくれてうれしい」

 24チームが出場した今年の大会のグループステージでは、最終的に優勝を果たす米国がタイに13-0で勝利するなど、大差のついた試合がいくつかあった。

 開催地が決まっていない2023年W杯については、オーストラリアやブラジル、アルゼンチン、ボリビア、コロンビア、日本、南アフリカ、ニュージーランドが立候補しており、韓国は北朝鮮との共催になる可能性がある。(c)AFP