【7月31日 AFP】欧州5か国は31日、イタリア当局により沿岸警備隊の船内に足止めされている移民131人について、受け入れの分担方法で合意した。

 欧州連合(EU)の欧州委員会(Eropean Commission)の報道官はAFPに対し、フランスとドイツ、アイルランド、ルクセンブルク、ポルトガルの5か国が、移民の保護を支援する方針だと明らかにした。

 各国の具体的な受け入れ人数は明かされていないが、同報道官は大半がイタリア国内にとどまるとしている。

 船2隻に分かれて乗り込みリビアから出港した移民約140人は、イタリア当局に保護された後、沿岸警備隊の船に乗り換えるよう促されていた。

 国際移住機関(IOM)によると、同日にはリビア沖で移民を乗せた別の船が沈没し、少なくとも115人が水死したとみられるという。

 イタリアのマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)副首相兼内相は、沿岸警備隊の船内にいる移民について、他の欧州諸国が受け入れに応じるまで船外には出られないと主張していた。

 サルビーニ副首相は、海上で保護されイタリアに移送される移民の問題で強硬姿勢を取っており、自国が不公平な負担を押し付けられているという見方を示している。(c)AFP