【7月31日 AFP】米キニピアック大学(Quinnipiac University)は30日、米有権者を対象に行ったアンケート調査の結果を公表し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は人種差別主義者であると考える有権者が半数余りに上ったことが明らかとなった。

 アンケートの結果によると、トランプ氏は人種差別主義者だと思うかとの質問に有権者の51%が「はい」と回答。「いいえ」と答えたのは45%だった。

 人種別でみると白人有権者の46%が「はい」と答えた一方、「いいえ」と回答したのは50%。また黒人有権者の80%が「はい」、11%が「いいえ」と答え、ヒスパニック系の有権者では55%が「はい」、44%が「いいえ」と答えた。

 また性別でみると、男性の41%、女性の59%が「はい」と答え、女性の方が男性よりもトランプ氏を人種差別主義者とみる割合が多かった。

 ただ、議会はトランプ氏に対する弾劾手続きを開始すべきかとの問いには、有権者の61%がすべきではないと答え、開始すべきと回答したのは29%にとどまった。

 調査は全国の有権者1306人を対象に、7月25日から28日にかけて行われた。(c)AFP