【7月30日 AFP】ドイツ製薬大手バイエル(Bayer)は30日、除草剤の主要成分であるグリホサートをめぐり、同社を相手取って米国で起こされた訴訟が約1万8400件に上っていると発表した。原告側は、グリホサートががんなど重篤な病気を引き起こしたと主張している。

 バイエルは声明で「今月11日の時点で、米国内で約1万8400人の原告から作物保護製品グリホサートの関連訴訟が発生している」と明かした上で、同社には「有効な抗弁があると一貫して考えており、わが社の立場を全力で弁護していく方針だ」としている。(c)AFP