J・バレットがオールブラックスと3年契約延長、2022年終了まで
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【7月30日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のバックスでさまざまなポジションをこなすジョーディー・バレット(Jordie Barrett)が30日、チームと3年間の契約延長にサインし、2022年終了までオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)としてプレーを続けることになった。
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2017年のサモア戦で代表デビューを飾って以降、テストマッチ10試合に出場して8本のトライを記録している22歳のバレットは、「ニュージーランド代表に残るのは、自分にとって本当に重要なこと」「仲間たちと一緒にプレーを楽しんでいる。まだまだ野望があるし、ニュージーランド代表として達成したい目標がある」と語った。
バレットはオールブラックスで今後3年間のポジションが確保された一方で、スーパーラグビー(Super Rugby)に参戦するハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)での将来は不透明なものとなっている。現在の契約には来季終了後に別のチームへ移籍するオプションがあり、将来的には兄弟と一緒にプレーすることを強く望んでいるとも話している。
兄の一人であるスコット(Scott Barrett)は、今季のスーパーラグビーで3連覇を果たしたクルセイダーズ(Crusaders、ニュージーランド)に所属。長男のボーデン(Beauden Barrett)はハリケーンズからブルーズ(Blues、ニュージーランド)に移籍したばかりだ。
オールブラックスを率いるスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は、バックラインのどこでもプレーできるバレットについて、ラグビーで「大きな将来」があるとした上で、「彼は並外れた才能を持った若手選手だ。オールブラックスの中であらゆることを吸収し、すべてのチャンスをつかみ取っている」と語った。(c)AFP