【7月30日 AFP】先月に母国ドミニカ共和国で銃撃された元米大リーグ(MLB)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のデビッド・オーティス(David Ortiz)氏が29日、7週間ぶりに家族と過ごせている幸せと、ファンの祈りと祝福に対する感謝の気持ちを示した。

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 オーティス氏は自身のインスタグラム(Instagram)に、ステーキ肉をはじめパスタや魚などごちそうが並んでいる写真を投稿し、「自宅で過ごし、自分の無事を祝ってくれている家族を眺めるのは、値段がつけられないほどの価値がある」「まだ食事にかぶりつけないのは最悪だ!」とつづった。

 先月9日、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにあるナイトクラブで座っていたところを銃撃されたオーティス氏は、その夜のうちに緊急手術を受けた後、米ボストン(Boston)市内の病院に空路で移されて再手術と治療を受け、今月26日にようやく退院した。

 事件の捜査は現在も続行されているが、地元当局によると、オーティス氏は人違いで撃たれた可能性が高い。

 43歳のオーティス氏は代理人事務所を通して発表した別のコメント文で、自身のためにボストンへの航空機を手配し、治療中に支援を続けていたレッドソックスへの感謝の気持ちをつづった。また、球団のファンとドミニカ共和国のサポーターにも感謝し、「ビッグ・パピ(オーティス氏の愛称)は、すぐに戻ってくる」と記した。(c)AFP