8歳の少年が列車にはねられ死亡、面識のない男に押される 独
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【7月29日 AFP】ドイツ・フランクフルトの鉄道駅で29日、8歳の少年とその母親が列車の進入時に面識のない男に押され、少年は列車にひかれて死亡、母親は負傷した。警察が明らかにした。
高速列車ICEの到着時、母親はかろうじて線路から離れたが、子どもは列車にひかれたという。
容疑者であるアフリカ系の40歳の男は、被害者の親子と面識はないという。現場から逃走したものの、居合わせた人々に取り押さえられ、警察に拘束された。
警察は、殺人事件として捜査を開始し、容疑者を取り調べて動機の解明に当たっていると発表した。
警察の広報担当者は「駅に入ってきた列車の前に少年と母親が押し出された」「母親は自力で助かった」と説明。目撃した通行人らが逃げ出した男を追い掛け、男は同駅付近で逮捕されたと述べた。
ニュース専門局NTVによれば、容疑者はエリトリア国籍だという。(c)AFP