【7月30日 Xinhua News】第1回世界(長春)製造業サービスアウトソーシングサミットがこのほど、中国吉林省(Jilin)長春市(Changchun)で開催された。中国鉄道車両最大手、中国中車(CRRC)の余衛平(Yu Weiping)副総裁はサミットの席上、中国が現在、時速400キロの軌間可変(フリーゲージ)高速鉄道列車、時速600キロの高速磁気浮上式鉄道列車、2022年北京冬季五輪向けのスマート列車の研究開発を行っていることを明らかにした。

 余副総裁は、中国、ロシア、欧州、アフリカの鉄道には、標準軌と広軌、狭軌が並存しているが、同社が研究開発している時速400キロのフリーゲージ高速鉄道列車は、これら全ての軌道上で運行でき、大陸間旅行をよりスピーディーにすると説明した。また、時速600キロの高速磁気浮上式鉄道も、より快適な体験を乗客に提供していくという。(c)Xinhua News/AFPBB News