【7月28日 AFP】19F1第11戦ドイツGP(German Grand Prix 2019)は27日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が自身の最多記録を更新する通算87回目のポールポジションを獲得した。一方でフェラーリ(Ferrari)勢は、2台とも散々な結果となった。

 連覇を狙うハミルトンはフリー走行ではペースが上がらず、安定感に欠けるなど苦しんでいたが、予選では改善して1分11秒767の最速ラップを記録。2番手につけたレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)に0秒346の大差をつけた。

 ハミルトンのチームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が、2台目のレッドブルのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)を抑えて3番手に入った。その一方で、フリー走行3回目でトップだったフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)は、マシンの燃料系のトラブルで予選Q3を走れず、決勝は10番手からのスタートになった。

 また、チームメートのセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)は、ターボ系の問題で予選を走行できない不運に見舞われ、母国GPの決勝に最後尾の20番手から挑むことになった。

 5番手以下はアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、ハース(Haas F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)、マクラーレン(McLaren)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、レーシングポイント(Racing Point)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)、ルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)の順で続いた。(c)AFP