【7月27日 AFP】第18回世界水泳選手権(18th FINA World Championships)は26日、競泳の各種目が行われ、男子100メートルバタフライ準決勝では、米国のケーレブ・ドレッセル(Caeleb Dressel)がマイケル・フェルプス(Michael Phelps、米国)氏の世界記録を破る49秒50をたたき出した。

 同種目で大会連覇を目指しているドレッセルは、フェルプス氏が持っていた世界記録を0秒32も更新する驚異のタイムをマークすると、米国旗を掲げたファンに向かって拳を突き上げた。

 24日の男子200メートルバタフライ決勝では、ハンガリーのクリストフ・ミラーク(Kristof Milak)が世界記録で優勝しており、米国が誇るレジェンドで五輪史上最も輝かしい成績を残したフェルプス氏は、これで2009年から長らく維持してきた世界記録が48時間で二つも奪われた形となった。

 一方、女子200メートル背泳ぎ準決勝では、米国のリーガン・スミス(Regan Smith)が世界新の2分3秒35をマークし、同胞のミッシー・フランクリン(Missy Franklin)氏が保持していたこれまでの最高記録を0秒70以上も縮めた。

 女子100メートル自由形決勝では、米国のシモーネ・マヌエル(Simone Manuel)が52秒04で金メダルを獲得。第1レーンを泳いだ同選手は折り返しのターンから一気に加速し、オーストラリアのケイト・キャンベル(Cate Campbell)を銀メダル、同種目の世界記録保持者であるサラ・ショーストレム(Sarah Sjostrom、スウェーデン)を銅メダルに抑えた。

 男子200メートル平泳ぎ決勝では、ロシアのアントン・チェプコフ(Anton Chupkov)が2分6秒12の世界新記録で優勝。終盤にギアを一段上げた同選手は、これまでの世界最高記録を0秒50以上も縮め、マット・ウィルソン(Matt Wilson、オーストラリア)を銀メダルに抑えた。

 女子200メートル平泳ぎ決勝では、過去に2度のドーピング違反があるロシアのユリア・エフィモワ(Yuliya Efimova)が2分20秒17で金メダルを獲得。銀メダルのタチアナ・ショーエンメーカー(Tatjana Schoenmaker、南アフリカ)には2秒以上もの差をつけた。

 男子200メートル背泳ぎ決勝では、ロシアのエフゲニー・リロフ(Evgeny Rylov)が1分53秒40で大会連覇を達成し、この日はロシア勢が三つの金メダルを獲得した。(c)AFP/Alastair HIMMER