■宇宙飛行士のネームバリュー

 今回の件は、アームストロング氏を含む米航空宇宙局(NASA)黄金期に活躍した宇宙飛行士らのネームバリューを再確認するものとなった。

 最近では、アームストロング氏の遺品数千点がオークションに出品されたことも報じられている。競売会社ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)が明らかにしたところによると、3回のオークションで息子らが上げた収益は1200万ドル(約13億円)を超えたという。

 AFPの昨年のインタビューでアームストロング氏の息子たちは、基金の設立を目指すとともに一部を慈善団体に寄付すると語っていた。

 一方、アームストロング氏自身は宇宙飛行士を引退した後、きらびやかな脚光からは離れた生活を送った。自身の名声を利用したとすれば、それは主に母校のパデュー大学(Purdue University)のためだった。

 同大学がAFPに語ったところによると、アームストロング氏が1990年代に共同で推進した大規模な資金調達活動により、パデュー大学は2億5000万ドル(約270億円)を集めたという。(c)AFP/Ivan Couronne