【7月26日 CNS】フォーブス(Forbes)中国が24日に発表した「2019年中国慈善ランキング」によると、1位は不動産企業の恒大集団(Evergrande Group)の許家印(Xu Jiayin)董事長が40億7000万元(約640億円)でトップだった。許氏のトップは2012年、2013年、2018年と合わせて4回目。

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 2位は同じく不動産企業の碧桂園(Country Garden)の楊国強(Yang Guoqiang)主席で16億5000万元(約259億円)、3位は大手IT企業の阿里巴巴(アリババ、Alibaba)の馬雲(ジャック・マー、Jack Ma)会長で9億8000万元(約154億円)となった。

 フォーブス中国が「中国慈善ランキング」を発表するのは今年で13回目。今回リストに載ったトップ100位までの企業家(企業)の寄付総額は191億7000万元(約3022億円)で、前回比10.7%増、過去7年間で最高となった。100億元を突破したのは、2011年、2017年、2018年に続いて4回目となる。不動産業界の慈善家による寄付金が最も多く、学校別では北京大学(Peking University)が最も多く寄付を受けた大学となった。

 調査によると、昨年にフォーブスの「慈善ランキング」に入ったトップ100位の企業家のうち、42人が今年も引き続きリスト内に残っているという。(c)CNS/JCM/AFPBB News