【7月26日 CNS】西北大学(Northwest University)と新疆文物考古研究所が共同で編成した「東天山考古隊」は、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)ハミ市(Hami)バルクル・カザフ自治県海子沿郷の周辺で、3300年前の青銅器時代の大型集落の遺跡を発見した。新疆の河湖沿岸で初めて発見された青銅器時代の集落遺跡となる。

 専門家の説明によると、この遺跡の中で、考古学者らは、建物の柱を固定する穴や石のかまど、ハダカムギの貯蔵用の大型陶器製カメ、穀物加工用の石臼、農機具などを発見している。大量に残された牛、馬、羊の骨などから、同遺跡で生活していた人々は農業と牧畜業の兼業で糧を得ていたと判定でき、この前にバルクル山の北麓で発掘された幾つかの遺跡と同時期のものとみられる。(c)CNS/JCM/AFPBB News