北朝鮮ミサイル2発目は「新型」、690キロ飛行 米韓当局が分析
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【7月25日 AFP】韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が25日に日本海(Sea of Japan)に向けて発射した飛翔(ひしょう)体2発のうちの1発について、これまで未確認の「新型」ミサイルだったと発表した。
韓国軍はこれに先立ち、北朝鮮東岸の元山(Wonsan)付近から25日早朝にミサイル2発が発射され、うち1発は430キロ余り飛行して着水したとの声明を発表していた。
新たな声明では米韓情報当局の分析結果として、2発目は690キロ飛行し、「新型ミサイル」とみられると説明している。
北朝鮮のミサイル実験は、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が先月の電撃会談で非核化協議の再開で合意してからは初めて。専門家は、米韓合同軍事演習が来月予定されていることへの北朝鮮政府のいら立ちを示していると分析している。(c)AFP