【7月25日 AFP】(更新、写真追加)アフガニスタンの首都カブールで25日、3件の爆発が相次いで発生し、少なくとも10人が死亡、41人が負傷した。

 一連の爆発のうち、旧支配勢力であるイスラム過激派勢力タリバン(Taliban)は1件について、犯行声明を出した。同国では、9月28日に予定されている大統領選の選挙運動期間が3日後に始まる予定となっている。

 内務省のナスラト・ラヒミ(Nasrat Rahimi)報道官によれば、最初の爆発は午前8時10分(日本時間同日午後0時40分)ごろ、市東部でバイクに乗った自爆犯がバスに衝突した際に起きた。このバスは鉱業・石油省が所有しているものだった。

 その直後、現場近くで2件目の爆発が発生。さらに同じく同市東部の別の地区で、3件目が発生したという。

 保健相報道官は、一連の爆発による死者数が少なくとも10人で、うち5人が女性で、1人が子どもだったことを明らかにした。負傷者数は41人だという。(c)AFP/Usman Sharifi and Thomas Watkins