【7月25日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は24日、米首都ワシントンで開催されるシティ・オープン(Citi Open 2019)で、兄のジェイミー(Jamie Murray)とダブルスを組むことに「興奮している」と話した。マレー兄弟は2015年のデビスカップ(Davis Cup 2015)で英国の優勝に貢献している。

 シングルス元世界1位のマレーは、1月に股関節の手術を受けて復帰してからはダブルスに限定して試合に出場しており、復帰戦となった6月のフィーバーツリー選手権(Fever-Tree Championships 2019)では優勝したものの、続くネーチャーバレー国際(Nature Valley International 2019)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)では早期敗退した。

 マレーはツイッター(Twitter)に動画を投稿し、「来週ワシントンで試合に出場し、兄のジェイミーとダブルスを組む」と明かした。大会は29日に開幕する。

「彼とコートに立つこと、ワシントンに戻ることにとても興奮している。いつも行くのが楽しみな場所なんだ」「間違いなく楽しいだろうし、米国で良い夏を過ごすことができたらと思う。肉体面で進歩し続けて早くシングルスのコートに立てたらいいね」

 33歳のジェイミーは、昨年ブルーノ・ソアレス(Bruno Soares、ブラジル)とのペアでシティ・オープンを制している。同組は全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)でも優勝を成し遂げている。

 マレー兄弟がペアを組むのはリオデジャネイロ五輪以来だが、ダブルスでのハイライトは2015年のデビスカップとなっており、ツアーでは2度の優勝を飾っている。

 混合ダブルスでセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)とペアを組んだウィンブルドン後、マレーは米国でのハードコートシーズンでシングルスに復帰する可能性を否定した。

 最後のシングルス出場となった1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)でマレーは、フルセットの末ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)に敗れている。(c)AFP