【7月25日 AFP】第18回世界水泳選手権(18th FINA World Championships)は24日、競泳男子200メートルバタフライ決勝が行われ、クリストフ・ミラーク(Kristof Milak、ハンガリー)がマイケル・フェルプス(Michael Phelps、米国)氏の世界記録を更新して優勝した。

 1分50秒73を記録したミラークは、10年前にフェルプス氏が樹立した記録を0秒78更新した。

 イタリア・ローマで行われた2009年大会でフェルプス氏が1分51秒51を記録した当時は小学生だった19歳のミラークは、「そのような偉大な記録を破ることができたのはこの上なく光栄なこと」と喜んだ。「全員が僕に追いつこうとするだろうが、僕は準備ができている」

 他種目では、女子200メートル自由形でフェデリカ・ペレグリニ(Federica Pellegrini、イタリア)が1分54秒22を記録して連覇を達成。男子100メートル平泳ぎを制したアダム・ピーティ(Adam Peaty、英国)は、26秒06で同種目50メートルでも優勝して3大会連続の二冠を成し遂げた。

 また、混合4×100メートル自由形リレーでは、アンカーのケイト・キャンベル(Cate Campbell)が米国のシモーネ・マヌエル(Simone Manuel)を抜いたオーストラリアが、3分39秒08で優勝した。(c)AFP/Alastair HIMMER