孫楊「疲れきっていた」、800m自由形は6位に終わる 世界水泳
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【7月25日 AFP】第18回世界水泳選手権(18th FINA World Championships)は24日、競泳男子800メートル自由形決勝が行われ、ドーピング疑惑の渦中にある孫楊(Yang Sun、ソン・ヨウ、中国)は6位に終わった。
今大会では同種目200メートルと400メートルで二冠を果たしている孫は、7分39秒27で優勝したグレゴリオ・パルトリニエリ(Gregorio Paltrinieri、イタリア)に大差をつけられた。2位はヘンリック・クリスティアンセン(Henrik Christiansen、ノルウェー)だった。
過酷なスケジュールの犠牲者となった孫は、国際水泳連盟(FINA)の報告書を受けて表彰式で自身に対して冷酷な態度をとったマック・ホートン(Mack Horton、オーストラリア)、ダンカン・スコット(Duncan Scott、英国)と一触即発の状態となった。外部に漏れたFINAの報告書によると、孫は2018年の抜き打ち検査で血液サンプルを金づちで破壊するなどしたという。
「疲れきっていた」と話した孫は、「脚と腕に痛みを感じた。最も厳しいのはタイトなスケジュールに合わせること。東京五輪ではそれに対応しなければならない」と続けた。
世界水泳で通算11個の金メダルを獲得している27歳の孫は、400メートル自由形で優勝者の国歌演奏中に壇上に上ることを拒否したホートンが「中国への敬意を欠いている」と非難した。
また、今大会では他の選手から敬遠されていると漏らしている孫は、23日の200メートル自由形の表彰式ではスコットとにらみ合う場面があった。孫の握手を拒んだスコットは、壇上での記念撮影を拒否。これに激高した孫はスコットの顔面を指さして「お前は負け犬。勝ったのは俺だ!」と叫んだ。
FINAは3選手に警告を出したが、複数の選手がスコットとホートンの無言の抗議への支持を表明している。(c)AFP/Alastair HIMMER
