【7月25日 Xinhua News】中国では、チベット族居住区の教育レベルをさらに高め、標準言語と文字の推進・普及を促すため、漢語・チベット語版「現代漢語応用規範詞典(辞典)」の翻訳編集・出版活動がこのほど北京で始まった。

 語文出版社が20日に北京で開いた詞典翻訳編集出版討論会によると、標準言語と文字の(少数)民族地区での推進・普及、少数民族地区での2言語教育の推進、特に「三区三州」(注)の貧困脱却堅塁攻略が重要な時期を迎えたいま、言語文字分野において新しいサービスと資源を提供し、支援の度合いを強めることが待たれている。漢語チベット語版は「現代漢語応用規範詞典」をもとにして翻訳編集するもので、2、3年内での完成を目指している。

 今年1月、国家言語文字工作委員会の指導、教育部試験センターの支援のもと、語文出版社は「現代漢語応用規範詞典」を出版した。この辞典は実用性と規範性を重視したもので、「通用(常用)規範漢字表」には8105の漢字が収録され、約4万の現代漢語常用語句が収録・解釈され、約3000の間違いやすい言葉、読み方、語順、意味、用法が提示され、2000余りの同義語あるいは関連の字句が分析されている。

 専門家は、漢語チベット語版「現代漢語応用規範詞典」の編集と出版は重要な意義を持っており、国が進めている貧困脱却堅塁攻略を支援し、標準言語と文字の推進・普及を促し、チベット族居住区の教育事業の発展を促すことができるとみている。

 注 三区:①チベット自治区、②青海・四川・雲南・甘粛4省のチベット族住居地区、③新疆ウイグル自治区のカシュガル地区・ホータン地区・クズルスキルギス自治州・アクス地区。三州:四川省の凉山イ族自治州、雲南省の怒江リス族自治州、甘粛省の臨夏回族自治州。(c)Xinhua News/AFPBB News