【7月25日 Xinhua News】中国のコーヒーチェーン大手、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー、luckin coffee)は22日、北京で中東地域最大の食品製造・販売会社であるアメリカーナ・グループとの戦略的協力の枠組み合意を結んだ。双方は共同で合弁会社を設立し、中東とインドでコーヒーのニューリテール(新小売り)事業を展開する。

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 中国商務部の兪建華(Yu Jianhua)副部長とアラブ首長国連邦(UAE)のマンスーリ経済相の立ち会いの下、ラッキンコーヒー創業者の銭治亜(Qian Zhiya)最高経営責任者(CEO)とアメリカーナ・グループのケスリ・カプールCEOが合意書に調印した。

 両社は、中東・インド地域には広大な市場と発展の可能性があり、提携を通じて両地域の新小売り事業の急速な成長を後押しし、飲食・小売業に新たな変化をもたらすことで、消費者により良い製品や体験、サービスを提供していくとの認識で一致した。(c)Xinhua News/AFPBB News