【7月23日 AFP】米検察当局は22日、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が10年前に米ネバダ州で性的暴行に及んだとの疑いについて、ロナウドは起訴されないと発表した。

 クラーク郡(Clark County)地区検察局によると、性的暴行があったとの主張について「合理的な疑いの余地のない証明ができなかった」ため、不起訴となった。

 元モデルのキャスリン・マヨーガ(Kathryn Mayorga)さんは、2009年にラスベガス(Las Vegas)のホテルでロナウドから性的暴行を受けたと訴えてきた。

 2人の間では過去に金銭的解決がなされたものの、ロナウドは暴行を事実とは認めていない。

 検察は、「V」という仮名でマヨーガさんに言及し、2009年6月13日に性的暴行を受けたとの通報があったと説明。マヨーガさんが加害者や犯行の場所を明かすことを拒んだため当時は警察の捜査が行えなかったが、昨年8月に改めて警察に捜査要請があり、この時点でロナウドが加害者として名指しされたとした。(c)AFP