【7月22日 AFP】ポーランド東部ビアウィストク(Bialystok)で20日、同市で初めて開催された性的少数者の権利を訴える「ゲイ・プライド(Gay Pride)」パレードを反対派が妨害し、現場は一時騒然となった。

 首都ワルシャワの北東約200キロに位置する同市で開催されたパレードには、約800人の支持者らが参加。レインボーカラーの旗や「愛は罪ではない」と書かれた横断幕を手に市内を練り歩いていたところ、極右主義者であることを示すそろいのTシャツを着たフーリガンらが、参加者や現場の警備に当たっていた警官隊に向かって石や爆竹、瓶などを投げ付けた。

 同日には市内40カ所で、パレードに反対するカトリック団体やナショナリストらによる抗議デモも行われた。(c)AFP