【7月22日 AFP】中国政府の香港出先機関、香港連絡弁公室トップの王志民(Wang Zhimin)主任は22日、同庁舎の壁を落書きなどで汚した反政府デモの参加者を激しく非難し、前夜の襲撃は「すべての中国人」を侮辱したと発言した。

 王氏は記者団に対し、「こうした行為は、香港で非常に大切にされてきた法による統治の精神を深刻に損なうものであり…香港の同胞700万人を含む全中国人の感情をひどく害するものだ」と批判した。

 前日21日の夜には香港連絡弁公室前の道路を、覆面をした反政府デモの参加者数千人が占拠してバリケードを築き、同庁舎へ向かって卵や物を投げつけたり、レーザー光線の照射や落書きをしたりして、中国政府に激しい反発を示した。(c)AFP