【7月22日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は21日、先週に続いて民主党の非白人女性議員4人を再び攻撃し、「ひどい(悪意に満ちた)ことを言ったこと」について謝罪するよう求めた。

 トランプ氏は、前回の下院選で初当選を果たしたプエルトリコ系のアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏、パレスチナ系のラシダ・タリーブ(Rashida Tlaib)氏、ソマリア生まれのイルハン・オマル(Ilhan Omar)氏、アフリカ系のアヤンナ・プレスリー(Ayanna Pressley)氏に対して、「この4人の女性議員がわが国を愛することができるとは思えない」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 さらに、「米国(とイスラエル)に対して、ひどい(悪意に満ちた)ことを言ったことを謝罪すべきだ。彼女たちは民主党を破滅させているが、われわれの素晴らしい国を決して破滅させることのできない、弱くて不安定な人間だ!」と批判した。

 トランプ氏は14日、この4人の左派議員を念頭に、米国が嫌なら「出身国に帰ればいい」などとツイート。人種差別的だとして厳しい批判を受けている。4人はいずれも米国籍で、うち3人は米国で生まれている。(c)AFP/Frankie TAGGART