【7月21日 AFP】プレミアリーグ・アジアトロフィー(Premier League Asia Trophy)は20日、中国・上海で決勝が行われ、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)がマンチェスター・シティ(Manchester City)と0-0で迎えたPK戦を3-2で制し、優勝を果たした。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が率いる王者シティは90分を通して試合を支配したが、前半に獲得したPKをラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が外すなど、絶好機をものにできなかった。

 対するウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は、前半に顔を負傷したGKルイ・パトリシオ(Rui Patricio)がPK戦で3本のキックをストップしてヒーローになった。

 25日にヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)予選を控えているウルブスのヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)監督は、パトリシオのけがについて「問題ない。少し切ったから縫うことになるが大丈夫だろう」と話している。

 同日に行われた3位決定戦では、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)が武藤嘉紀(Yoshinori Muto)の決勝点でウェストハム(West Ham)を1-0で下し、スティーブ・ブルース(Steve Bruce)監督が就任後初勝利を手にしている。(c)AFP/Peter STEBBINGS