【7月19日 AFP】全米テニス協会(USTA)は18日、今年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)の賞金総額が、四大大会(グランドスラム)史上最高額の約5700万ドル(約61億3000万円)に増額されたと発表した。

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 男女シングルスの優勝賞金は過去最高の385万ドル(約4億1000万円)で、男女ダブルスのチャンピオンには74万ドル(約8000万円)が与えられる。

 今年の賞金総額は昨年から8パーセント増え、各ラウンドの賞金はグランドスラムの中で最も高い。また、初戦敗退で得られる賞金額も4年前から47パーセント上がった。

 また全米オープンは今年から、選手の引退後を支えるプログラムの資金援助として、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)にそれぞれ50万ドル(約5400万円)を寄付する。

 ニューヨークで行われる今年の全米オープンは、8月26日に開幕する。(c)AFP