【7月19日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのメジャー第4戦、第148回全英オープン(The 148th Open Championship)は18日、北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフクラブ(Royal Portrush Golf Club)で開幕し、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)とタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)がともに大きく出遅れる中で、米国のJ・B・ホームズ(J.B. Holmes)が首位発進した。

 主催者のロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース(R&A)は、同コースでは1951年以来の開催となる全英オープンで大会期間中に史上2番目の観客動員数を見込んでいるものの、地元ファンの期待を背負うマキロイがスタート直後から大崩れしてしまった。

 メジャー通算4勝を誇り、2005年には16歳にしてこの地でコースレコード「61」を記録したマキロイは、地元のヒーローを一目見ようと1番ホールを取り囲んだ観客から大声援を送られたが、いきなりティーショットをOBさせてクワドラプルボギーをたたいてしまった。

 パー3の3番もボギーとした後は一時的に巻き返したものの、16番で短いパットを外してダブルボギーとすると、最終ホールもトリプルボギーに沈んで初日は8オーバー「79」の150位タイに出遅れるという悲惨なスタートとなった。

 一方、脊椎固定術を乗り越えて2017年12月にツアー復帰を果たしたウッズは、計6ホールでボギーに沈んだほか、パー3の6番でダブルボギーをたたいて7オーバー「78」の144位タイ発進となり、メジャー通算16勝目の目標が早くも遠のいてしまった。

 第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)覇者は、15番でこの日唯一のバーディーを記録した際におなじみの歓喜のガッツポーズを見せたものの、最終ホールはこの日を象徴するかのようにボギーに終わった。

 マキロイとともに、カットラインに届くまで困難な仕事が待ち受けているウッズは、「しっかりボールを打てていなかった。すべてのショットがヒール(クラブヘッドのシャフトに近い部分)に当たっていた。どうにかまとめようと努力したが、7オーバーがやっとだった」とコメントし、「悔しい」思いをにじませた。

■ホームズが首位スタート

 37歳のホームズは、18番のバーディーを含む圧巻の5アンダー「66」を記録してトップに立ち、すでにマキロイには13打差、ウッズには12打差をつけている。これまでのメジャー最高成績は2016年の全英オープンで記録した3位で、ここ13大会でも予選落ち7回と途中棄権1回と低迷が続いていた。

 この日はシェーン・ローリー(Shane Lowry、アイルランド)が長らく首位を維持していたが、最後にホームズに抜かれてトップから1打差の2位で19日の第2ラウンドに突入することになった。

 3位タイグループには、世界ランク1位のブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)を筆頭に、スペインのジョン・ラーム(Jon Rahm)ら計13人がトップから2打差の3アンダーでひしめいている。

 ケプカにとっては17番のボギーが唯一のミスとなったものの、もっとスコアを伸ばせていたはずという表情を見せていた。

 ニュージーランドのライアン・フォックス(Ryan Fox)は、バックナインでの大会史上最少スコア「29」を記録する快挙を達成するなど、「68」でホールアウトしてこの3位タイグループにつけた。

 この日はまた、アルゼンチンのエミリアーノ・グリジョ(Emiliano Grillo)が、パー3の13番で同大会では2016年以来のホールインワンを達成し、観客を大いに沸かせた。(c)AFP/Jed Court