【7月18日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は17日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)から右SBキーラン・トリッピアー(Kieran Trippier)を獲得したと発表した。契約期間は3年。

 アトレティコは公式サイトで「欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の準優勝チームから、経験ある素晴らしい選手」を獲得したと記した。

 両国のメディアは、トリッピアーの移籍金について2200万ユーロ(約26億6000万円)と報じている。

 トリッピアーは、2015年にバーンリーFC(Burnley FC)から加入したトッテナムで114試合に出場。イングランド代表としても16試合でプレーしており、昨年行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)の準決勝クロアチア戦では直接FKを決めた。

 トリッピアーの獲得は、アトレティコにおける最終ラインの大刷新をまたしても進めるものとなった。

 アトレティコではDFのディエゴ・ゴディン(Diego Godin)、フィリペ・ルイス・カスミルスキ(Filipe Luis Kasmirski)、リュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)が退団し、すでにレナン・ロディ(Renan Lodi)とフェリペ(Felipe Augusto de Almeida Monteiro)という2人のブラジル人を補強している。

 また、アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は今夏、10代のFWジョアン・フェリックス(Joao Felix)の獲得に1億2600万ユーロ(約152億円)を費やしている。(c)AFP