【7月17日 AFP】コンゴ民主共和国東部、北キブ(Nord-Kivu)州の州都ゴマ(Goma)で初めて確認されていたエボラ出血熱の感染者が死亡した。同州知事が16日、明らかにした。

【記者コラム】エボラが流行している地の暮らし――コンゴ民主共和国

 コンゴではこの1年近くにわたりエボラ出血熱が流行しているが、主要都市での感染者の確認は今回が初めてだった。これで隣国ルワンダや国連(UN)で懸念が深まっている。

 世界保健機関(WHO)は17日に緊急委員会を招集し「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言するか評価を行う。発表は同日夜となる見通し。宣言が採択されれば国際的な対応が強化されることになる。

 エボラ出血熱の流行はこれまでのところ、ほぼコンゴのへき地にとどまっていた。しかしWHOのテドロス・アドハノン・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は15日、今回の感染者確認でエボラ出血熱流行の「状況が一変する可能性」があるとの見解を示した。

 昨年8月からの今回の流行の死者数は1600人を超え、史上2番目の多さとなっている。

 映像は、死亡した感染者と接触した人々にワクチン注射を打つWHOのスタッフら。16日撮影。(c)AFP