【7月17日 AFP】男子ゴルフ、メジャー通算5勝のフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は16日、不調が続いていたことを受け「リセット」するために6日間の断食を行い、今週開幕する第148回全英オープン(The 148th Open Championship)に「自信」を持って臨めると明かした。

 全英オープンが開催される北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフクラブ(Royal Portrush Golf Club)でこの日、25年にわたりトップ50以内をキープしていることを表彰されたミケルソンは、水と「特別なコーヒー」しか飲まない生活を6日間続けたことで、6.8キログラムの減量に成功したと述べた。

 現在49歳のミケルソンは「最初の1日半は大変だったけれど、その後は食べ物を欲しなくなるのが分かった。気分が良くなるだけでなく活力も増大し、集中力も高まった」とコメントした。

「心と体をリセットするために始めたけれど、まだスタートしたばかり」「この調子で最高の力が出せるように、心と体にポジティブな栄養を与えていきたい」

 しかし、直近6大会で4度の予選落ちを喫し、世界ランクを17位から28位に下げたミケルソンは、断食をしたからといってすぐに調子が上がるわけではないかもしれないと認め、「プレーの改善につながるかは分からないが、自分に自信が持てるようになり、一日中気分良くいられるのは確か」と付け加えた。(c)AFP/Jed Court