【7月17日 AFP】南アフリカの元サッカー選手、マーク・バチェラー(Marc Batchelor)氏が15日、帰宅途中に銃撃されて命を落とした。警察が発表した。

 警察は広報を通じて「バチェラー氏が車で帰宅していた途中、バイクに乗った男2人が近づいた」「襲撃犯たちは、車内の彼を射殺した後、何も取らずに走り去った」「現場はヨハネスブルク(Johannesburg)北部にあるバチェラー氏の自宅の外だ」と発表した。

 警察によれば動機は不明で、犯人たちはまだ捕まっていない。地元メディアは、銃弾を撃ち込まれた窓ガラスの写真を公開している。

 49歳だったバチェラー氏は、南アフリカ国内でプレーした元サッカー選手で、国内の2大人気クラブであるオーランド・パイレーツ(Orlando Pirates)とカイザー・チーフス(Kaizer Chiefs)に所属したほか、多数のチームを渡り歩いた。

 また、恋人だったリーバ・スティンカンプ(Reeva Steenkamp)さんを射殺したとして有罪判決を受けた義足のランナー、オスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)受刑者と長年反目していたことでも知られ、恋人をめぐる言い争いの中で、ピストリウス受刑者から脚を折ってやると脅されたこともあると話していた。(c)AFP