【7月17日 AFP】オランダ1部リーグのアヤックス(Ajax)でキャプテンを務めるDFマタイス・デ・リフト(Matthijs de Ligt)が16日、イタリアのトリノ(Turin)に到着し、間もなくセリエAのユベントス(Juventus)への移籍を完了するとみられている。

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 昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でアヤックスをベスト4に導いた19歳のデ・リフトは、メディカルチェックを行った後に7500万ユーロ(約91億2000万円)と報じられる移籍金でユベントスと契約を結ぶ予定だ。

 ユベントスは、デ・リフトがプライベートジェットからトリノの空港に降りる際の動画を添えて「彼がやって来た!」とツイート。また別の映像の中でデ・リフトは「やあ、ビアンコネリ(ユベントスの愛称)。僕はマタイス。ここに来られてとても幸せだ」と話していた。

 昨シーズン、復活を果たしたアヤックスとオランダ代表で印象的な活躍を見せたデ・リフトをめぐっては、欧州の多くのビッグクラブが獲得に乗り出していた。

 アヤックスでの3シーズンで計117試合に出場し13得点をマークしたデ・リフトは、昨シーズンのチャンピオンズリーグで3得点を挙げ4強入りに貢献。しかし、チームはイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との準決勝第2戦の試合終了間際に失点し、敗退となっていた。

 デ・リフトは敵地で行われたユベントスとの準々決勝で決勝ゴールを挙げており、オランダ代表でも17試合でプレーしている。(c)AFP