【7月16日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが15日に発表され、アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)でまさかの4回戦敗退を喫したものの、トップの座を死守した。

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 全仏オープンテニス(French Open 2019)覇者のバーティは、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)で豪勢としては1980年のイボンヌ・グーラゴング・コーリー(Evonne Goolagong Cawley)氏以来の優勝を目指していたが、米国のアリソン・リスケ(Alison Riske)にフルセットの末に敗れた。

 ウィンブルドンではバーティに加え、大坂なおみ(Naomi Osaka)とカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)の上位3人がそろって8強入りを逃したものの、今回のランキングでは順位に変動はなかった。

 14日の決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を1時間足らずで一蹴したシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が、3ランクアップの4位に浮上。セレーナも一つ順位を上げて9位につけた。

 ウィンブルドンの2回戦でローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)に敗れた元世界1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は、5位から13位に後退してトップ10から陥落した。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:アシュリー・バーティ/6605ポイント
2位:大坂なおみ/6257ポイント
3位:カロリーナ・プリスコバ/6055ポイント
4位:シモナ・ハレプ/5933ポイント
5位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/5130ポイント
6位:ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)/4785ポイント
7位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/4638ポイント
8位:スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)/3802ポイント
9位:セレーナ・ウィリアムス/3411ポイント
10位:アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)/3365ポイント

13位:アンゲリク・ケルバー/2875ポイント

(c)AFP