【7月14日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は13日、オーストラリア遠征でパース・グローリー(Perth Glory)と対戦し、2-0で勝利した。

 昨季の豪Aリーグを制したパースに対して序盤は苦しんだユナイテッドは、スコアレスで前半を折り返すと、ポール・ポグバ(Paul Pogba)の見事なバックヒールパスからマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が先制点を決めた。

 さらに終盤には、18歳のジェームズ・ガーナー(James Garner)がミドルレンジからシュートを蹴り込んだ。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)やイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)への移籍がうわさされるなど、ポグバの去就については豪に遠征中のクラブに影を投げ掛けている。

 その中でユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、ポグバがチームの主将候補になり得ると話した。

 ルイス・アントニオ・バレンシア(Luis Antonio Valencia)の退団に伴い、指揮官は新たな主将を探しており、その候補としてポグバの名を挙げた。この日の試合では、アシュリー・ヤング(Ashley Young)とフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が45分ずつキャプテンを務めた。

 ポグバを主将として検討しているかと問われたスールシャール監督は「そうだね。候補者はかなりいる。シーズンが始まれば発表するだろう」とコメントしている。(c)AFP