カール F. ブヘラ/2本持てば、時計はもっと楽しい!#3
2019年7月18日
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CARL F. BUCHERER
仕様違いでレトロなクロノグラフをふたつ
これこそ時計道楽の到達点
男のお洒落に"同じ白いシャツを多数そろえ、毎日着る"というのがある。たしかにこれはお洒落。着道楽の到達点だろう。そう考えると同じ腕時計を2本持って日々、取り替えて使うのも時計道楽の行きつくところ。ならばカール F. ブヘラの「ヘリテージ バイコンパックス アニュアル」の2本持ちなんてのが粋だね。このモデル、まず目がいくのはツーカウンターのダイアル。そもそも1956年のヴィンテージがベースだからだが、当時のクロノグラフは30分積算計だけで、12時間積算計を加えるか各社が競った。
このレトロな外観にビッグデイトのアニュアルカレンダーというのが実用的かつ現代的だ。アニュアルカレンダーとは、毎月が30日か31日かを自動判別表示し、修正は2月末に一度きりという便利な機構。これをノスタルジックなクロノグラフに組み込みリーズナブルな価格を実現したことを高く評価したい。とはいえ今回のふたつのモデルは、ケース素材とダイアルが微妙に異なる。このわずかだけど大きな差に気づいて欲しいんだよね、時計好きは!

「スポーティさも感じるモダンなテイストを日常で」
ヘリテージ バイコンパックス アニュアル
1956年製のヴィンテージをベースとしつつケース直径を41mmに拡大し、視認性に優れたビッグデイトを搭載。しかも年に一度の調整で月と日付を自動表示するアニュアルカレンダーを装備した。自動巻き。ステンレススティール(上)、ステンレススティール×ローズゴールド(下)、3気圧防水。各世界限定888本。上は税別90万円、下は同136万円。9月発売予定。
「あくまでもエレガントに振る舞いたい」
