【7月12日 AFP】パキスタン中部で11日早朝、列車同士が衝突する事故が発生し、少なくとも11人が死亡、80人近くが負傷した。パキスタン当局によると、事故が起きたのは、パンジャブ(Punjab)州のラヒム・ヤール・ハーン(Rahim Yar Khan)地区で、東部ラホール(Lahore)からの旅客列車が、交差ポイントで停止していた貨物列車に衝突したという。鉄道会社の幹部はAFPの取材に対し「救助活動を続けているが、死者数は今後増える恐れがある」と話した。

 事故現場で撮影された映像には、激しく損傷した先頭および複数の客車のほか、重機を用いて救助活動にあたる救助隊員や地元の人たちの様子も捉えられている。11日撮影。(c)AFP