【7月15日 CNS】中国・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)河池市(Hechi)大化県(Dahua)紅日村(Hongri)には、2018年7月に企業、農村合作社、貧困者の3者共同でつくった蛇類の養殖基地がある。この養殖場は3者が共同で運営し、利益を分配しており、貧困からの脱却を目指している。

 約1万平方メートルの敷地には養殖室が128か所あり、ナンダ、コブラなど5932匹を養殖している。

 村の第一書記を務める覃雲州(Qin Yunzhou)さんは、山岳地帯である地元の条件に合った産業で貧困からの脱却を模索してきた。現在、貧困家庭29戸が共同運営に参加しており、2019年8月には30万元(約470万円)分を販売し、1戸当たりの分配金額は2000元(約3万1000円)以上となる見通し。(c)CNS/JCM/AFPBB News