【7月11日 AFP】米・カナダ国境にあるナイアガラの滝(Niagara Falls)で、男性が最大の滝「カナダ滝(Horseshoe Falls)」(高さ57メートル)に流されたものの、無事生還する出来事があった。男性は川の下流の岩に座っているところを発見され、命に別条はないという。カナダ警察当局が10日、発表した。

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 ナイアガラ公園警察(Niagara Parks Police Service)は9日午前4時、カナダ滝の縁で「男性が危険な状態にある」という通報を受け、現場に出動。警察が到着した際、男性は柵を乗り越えて川に入り、水に押し流されて滝の下へと落下したという。

 現地メディアによると、ナイアガラの滝に無防備な状態で流されて生還した大人はこの男性が4人目。これとは他に1960年には、7歳の少年がボートの事故で救命胴衣のみの状態でカナダ滝を落下し、下流で遊覧船により救助される出来事があった。(c)AFP