【7月10日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦しているマクラーレン(McLaren)は9日、カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)とランド・ノリス(Lando Norris)が来シーズンもドライバーを務めると発表した。

 マクラーレンは発表文の中で「カルロス・サインツ・ジュニアとランド・ノリスが来シーズンのF1でもマクラーレンのドライバーを務めることを発表でき、うれしく思う」と記した。「マクラーレンが復活への道を歩む中、二人はこの9か月間でチームによく溶け込んだ」

 新人のノリスは、F1の舞台で前向きなスタートを切れたことが報われてうれしいとコメントしている。

 今季ここまでの9レースで、4度にわたり10位以内でフィニッシュしているノリスは「マクラーレンが僕を信頼してくれていることが分かって良かった」と語った。

 一方、経験豊富なサインツは今季、開幕からの3レースでポイントを獲得できず、難しいスタートを切っていたが、直近6レースのうち5レースでは立て直しに成功してトップ10に入っている。

 マクラーレンのアンドレアス・ザイドル(Andreas Seidl)代表は「カルロスは経験を生かし、マシン開発で重要な役割を担っている」「ランドはF1で要求されるものにあっという間に対応し、レースごとに自信を深めている」と語った。(c)AFP