【7月10日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は9日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第11シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)はアリソン・リスケ(Alison Riske、米国)に6-4、4-6、6-3で勝利し、準決勝に駒を進めた。

 ウィンブルドンで7度の優勝経験を持つ37歳のセレーナは、同胞のリスケに大きなプレッシャーをかけられ危ない場面も何度かあったが、約2時間で熱戦を制してマーガレット・コート(Margaret Court)氏の記録に並ぶ四大大会(グランドスラム)最多24個目のタイトルまであと2勝と迫った。

 ウィンブルドンで自身12回目となる4強入りを果たし、女子では歴代2位となる大会通算97勝目を挙げたセレーナは、準決勝でベテランのバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)と対戦する。

 セレーナは、これまで4人のシード選手を撃破している33歳のストリコバを見くびることはしないと述べた。

 ストリコバについてセレーナは「彼女はグラスコートで強い」「やるべきことを理解しているし、オールラウンドなテニスをする」とコメントし、「信じられないくらい厄介な相手。簡単な試合になることはまずないが、自分のギアが上がっているのも確か」と続けた。(c)AFP/Pirate IRWIN