価格を超えた価値がある車種

速いクルマは素晴らしいという価値観は過去形になりつつあると思います。高いクルマの中には見た目だけ着飾って中身は他車と共用という代物もあります。身銭を切るのを前提で価格を超えた価値がある車種を選択しました。

■森口将之が欲しいベスト20
20台合計金額 7702万2000円

1位 ルノー・トゥインゴ

過去のものと思っていたリア・エンジン実用車を新車で安価に堪能できる。しかもMTとなれば我が国で唯一の存在。200万円で手に入る貴重な日常。

2位 モーガン3ホイラー
20世紀初期のサイクル・カーの雰囲気を新車で味わえること自体が奇跡。空冷Vツインに鞭を入れてのコーナリングは4輪車とはまったく違う手応え。

3位 スズキ・バレーノ
ターボATの走りは限りなくヨーロピアン・コンパクト。ACC付きというのもそれっぽい。ブランドのゴリ押しに引き気味の真の欧州小型実用車好きに。

4位 エリーゼ(カップ250GPエディション、スポーツ220II含む)
この四半世紀でエリーゼを超えるライトウェイト・スポーツは生まれなかった。モデルチェンジ間近と言われて数年。現行型を押さえる価値は高い。

5位 モーガン4/4、プラス4、ロードスター(3ホイラー以外)
時代に合わせてモダナイズしつつ、木骨感はしっかり感じ取れるし、ローラー型スロットルペダルはそのまま。排気音のチューニングも素晴らしい。

6位 アルピーヌA110
失礼ながらこんなに真剣な作りとは思わなかった。自分レベルでもドリフトできる一方で、ロング・ドライブも苦痛にならない快適性を備えている。

7位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)
昨年の個人的新発見のひとつがジムニー女子。インスタ映えするとのこと。各種現場での強かさだけじゃないことを知り、より惹かれる存在になった。

8位 ジープ・ラングラー
デザインはさらに歴史への敬意を増しつつ、日本への適合性は抜群に向上。小回り性に加えペダル配置がようやく自然になったことで評価は上がった。

9位 ルノー・カングー
穏やかな表情でいつも隣にいる近所の働き者といった雰囲気だけれど、たまに乗るたびに非凡な走りに感心する。現行型が気になる人はお早めに。

10位 トヨタ・ハイラックス
これを日本で売れるのがトヨタのスケールの大きさだけれど、薪を運んだりするシーンなら断然SUVよりふさわしい。別荘込みで手元に置きたい。

11位 ボルボXC40
新世代ボルボは他にもあるがサイズ重視で選べばこれになる。スニーカーをイメージしたスタイリングは今の北欧デザインのトレンドにも通じる。

12位 DS3
まもなくクロスバックが日本でも発売されるけれど、フレンチタッチの3ドア・コンパクトは初代ルノー・サンクあたりを思い出させて捨てがたい。

13位 シトロエンC3
猫も杓子もスポーティという悪しき病が流行している今だからこそ、快適性にこだわるシトロエンを手頃なサイズとプライスで味わえることに感謝。

14位 ジャガーXE
セダン本来のプロポーションの美しさと、FRならではの運転のプロセスを味わい尽くせるという点ではクラス・トップ。ディーゼルが意外と似合う。

15位 プジョー308SW
新開発のディーゼル・エンジンが素晴らしすぎる。ハッチバックよりホイールベースの長い車体がもたらすワゴンらしい振る舞いとベストマッチ。

16位 フィアット・パンダ
オススメは4×4。MTで操るツインエアはドゥカティのような鼓動感が楽しいし、リフト・アップした車高と電子デフロックのおかげでオフも行ける。

17位 プジョー3008
似たような形のSUVが多い中、ひと目で見分けがつく。ボディ・サイド上下のシルバーのライン、ドライバーを囲む幾何学的なコクピットが新鮮。

18位 ボルボV60(クロスカントリー含む)
ボルボはワゴンづくりがうまいなあと再確認。個人的にはクロスカントリーのしっとりした乗り味が好みだけれど、幅が広くなるのが悩みどころ。

19位 マツダ・アテンザ・セダン/ワゴン
次期型は直列6気筒の後輪駆動になるという噂が立って久しいけれど、魂動デザインを決定づけた「SHINARI」直系の造形は語り継がれる存在足り得る。

20位 シトロエン・グランドC4スペースツアラー
オラオラ顔の対極。クルマは都市景観の一部をなすことを理解するならこちらを選ぶはず。ガラスのカプセルのような開放感はいつ乗っても爽快。

ルノー・トゥインゴ、シトロエンC3、フィアット500 ラテンのちびっこたちは、元気で、陽気で、ちょっと生意気!

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