【7月8日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2019)第9戦ドイツGPは7日、ザクセンリンク(Sachsenring)でMotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が同GPでの連勝を7に伸ばすとともに、通算6回目の王座獲得に向けて盤石の体勢を築いた。

 ポールポジションからスタートしたマルケスは、モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)を約4秒差の2位に、そしてLCRホンダ(LCR Honda MotoGP)のカル・クラッチロー(Cal Crutchlow、英国)を3位に抑えた。

 これでマルケスは今季の勝利数を5に伸ばすとともに、総合争いではポイント数を185として、この日5位に入った総合2位のドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)に58ポイント差をつけた。

 マルケスは、2010年の125ccクラスでの優勝を皮切りに、11年と12年はMoto2クラスで勝利を挙げ、13年以降はMotoGPクラスですべて勝利を飾っており、個人としてザクセンリンクでの連勝数を10としている。(c)AFP